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カメラレンズの絞り(F値)について考えてみました、絞りとはレンズの光を取り込む穴の開き具合のことで、F値とはその開き具合を数値化したものです。

今回はカメラレンズの絞り(F値)について考えてみます。

絞りとはレンズの光を取り込む穴の開き具合(大きさ)のことで、F値とはその開き具合を数値化したものです。絞り値ともいいます。
F値は数値が大きいほど光の通る穴が小さい状態となります。
撮影をするときに絞りを変えることで大きく2つの作用があります。
・絞りの大きさでピントを変える
・絞りの大きさで光量を変わる

絞りの範囲はF2.8~F22ぐらいが基本です。
まずはピントについて
F2.8など数字が小さいほど絞りは大きく開いていてピント範囲が浅くなり、一点にしかピントが合わない、つまりボケができやすい。
逆にF22のように数字が上がると絞りは小さくなり、撮影したものの全体にピントが合いやすくなる。
これは立体的なものを自分の目で見た時に、目を大きく開いて見た場合と目を細めて見た場合で、ピントの合い方が変わるのと一緒なのです。
次に光量について
F2.8など数字が小さく絞りを大きく開いた場合、光量が多く画像が明るくなります。
外での撮影時はシャッタスピードを速くして光の取り込みを抑える等で調整し、スタジオなど室内での撮影時は、ストロボのパワー等で調整をします。


商品撮影では絞りを小さめで(例えばF11とかF22など)撮るなど、全体にピントが合うように撮影し、外で人物を撮影する場合は絞りは大きめに(F2.8とかF5.6など)人物のみにピントを合わせて背景をぼかすなど、様々な撮り方があり、ニーズやシーンよって使い分けて撮影するのはとても面白いと思います。

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