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カレーパンをおいしそうに撮るということ——ベーカリーショップ『美瑛』の商品撮影
今回お手伝いしたのは、吉祥寺東急百貨店3階「武蔵野マルシェ」内にあるベーカリーショップ『美瑛』を運営している「中日本ハイウェイ・アドバンス」さまの撮影です。
北海道美瑛町産の小麦をはじめ、美瑛産・北海道産の素材にこだわったパンを販売しているお店で、店内にはイートインスペースも。「お客さまのウェルビーイングのために」というコンセプトのもと、素材の安全・安心にこだわった丁寧なパン作りをされています。今回は人気メニューのカレーパンを撮影しました。
まず押さえるのは、シンプルな白背景の単品カット。
ECや通販サイトで使うカットでは、商品がどんな見た目かをそのまま正確に伝えることが最優先です。余計な背景や小物で商品を引き立てるより先に、「このカレーパン、こういう形でこういう色です」というのが一目でわかる写真が必要。
白背景は商品をフラットに見せるようで、実はライティングで表情が大きく変わります。パンは表面に凹凸があって焼き色のグラデーションがあるので、光の角度を少し変えるだけで食感の伝わり方が全然違う。ふっくらした立体感とカリッとした焼き目が同時に伝わるよう、ライトの高さと距離を調整しています。

次に、雰囲気を出すイメージカットの撮影へ。
急遽ベースとして英字が印刷されたシートを使いたいということで、撮影当日に担当の方がスタジオ近くのパン屋さんへ走り、ベーグルを包んでいた英字の包み紙を急いで調達してきてくださいました。
その場でシートとして加工して使用。撮影は予定通りに進み、カフェやデリのような雰囲気のある写真に仕上がりました。
こういう「急なひと工夫」で写真のクオリティが変わるのが、食品のイメージカットの面白いところでもあります。

食品の商品撮影で難しいのは、「おいしそうに見えるかどうか」が写真の良し悪しに直結することです。
カレーパンなら、外側のサクッとした食感と、中のルーの重厚感がどれだけ伝わるか。焼き目の茶色いグラデーション、衣の細かいテクスチャ——こうした質感を、ライティングと撮影角度で引き出していきます。
単品白背景とイメージカットでは、ライティングのアプローチが変わります。単品は均一に明るく、素材の質感を正直に。イメージカットは少し影を作って立体感と雰囲気を出す。この切り替えがフード撮影では特に大事です。
コンセプトは“お客さまのウェルビーイングのために”
北海道美瑛町産小麦をはじめとした、美瑛産・北海道産にこだわった高品質な素材により安全・安心で美味しいパンをお届けします。
場所:吉祥寺店 3階 武蔵野マルシェ
営業時間:10:00~20:00
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